不動産投資の実態
逆に、まったく土地勘のない場所で家探し、土地探しを行うと、とんでもない失敗をすることがある。
よくあるのは、こんな話だ。
家探しを行うのは、仕事が休みの土曜日と日曜日だけ。
休日に現地とその周辺を見てまわると、別段問題があるようには思えなかった。
駅まで歩くと30分近くかかったが、バスに乗れば5分ほどの距離。
周囲には一戸建て住宅が並び、公園では鳥のさえずりも聞こえた。
落ち着いた環境が気に入り、購入を決めた。
ところが、実際に住んでみると、驚きの連続だった。
月曜の早朝、一家は爆音で目が覚めた。
3kmほど離れた場所に在日米軍が使っている基地があり、戦闘機の離発着時やエンジンテストを行うたびに猛烈な騒音が発せられたのである。
近所の人に聞くと、平日はいつもこんな感じだという。
「週末は、アチラも休みなのよ」と笑われた。
寝ぼけ眼で朝食をとり、少し早めに家を出ると、休日はガラガラだった道に車がぎっしり。
おかげでバスは時刻表どうりに運行されず、やっと乗れたバスは30分以上かけて駅にたどりついた。
明日からは、自転車で通勤したほうがよさそうだ。
しかし、駅前に自転車を止める場所があるのだろうか。
これは大げさでなく、よくある話なのだ。
買ってしまってから、「調べておけばよかった」という事柄が次から次に出てくるI。
これは絶対に避けなければならない。
まったく知らない場所に家や土地を買うときは、休日と平日に何回か見に行き、土地の事情に詳しい人を探し出して話を聞くことが重要だ。
Jバス便エリアでも緑は家の価値を上げる駅から遠い立地は良いのか、わるいのか。
その答えをだせば、「基本的には良くない。
駅に近ければ近いほど良い」となるが、場合によっては「駅から遠い立地もわるくない」といえる。
その理由を説明しよう。
駅から徒歩20分以上、もしくはバス便エリアの物件は、駅徒歩圏の物件に比べて、明らかに安い。
駅徒歩圏の新築一戸建てが5000万円するとき、バス便ならば同じ広さの新築一戸建てが3000万円台ということもある。
駅近くには面積の小さな土地しかないが、バス便エリアならば、広く、日当たりの良い土地が多い、という特徴もある。
「駅から遠め」エリアの特徴で、もう1つ見逃せないのが、住環境の良さだ。
駅から離れている分、商業施設が少なく、閑静な住宅地が形成されやすい。
公園などの緑が多いし、広い土地を生かして家々の庭にも樹木が多い。
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